初めての依頼でも安心!葬儀屋の利用者が最初に把握しておくべき事柄を解説

人生の中でも葬儀屋のお世話になることはそうそうあるものではありません。
そのため、いざ依頼する際に戸惑ってしまう利用者もいます。
そこでまず覚えておかなければならないのは葬儀屋とお寺は完璧な連携をしてくれるとは限らないことです。
葬儀の予定時間より早くお寺側が進めようとすることもあり、その場合にはやや前倒しで始める必要があります。
そういったことも踏まえて、参列者は余裕をもって準備を進めるようにしましょう。
急な依頼に対応できる葬儀屋の見つけ方
親族が急に逝去された場合、悲しみに暮れる事は当然ですが葬儀の手配も行わなければなりません。
急な場合、対応可能な葬儀屋の見つけ方はあるのでしょうか。
基本的に依頼及び相談はどのタイミングでも行っても可能とされています。
葬儀屋自体が24時間営業である場合が多く、深夜でも早朝でも対応可能な会社が大半です。
そもそも葬儀の依頼・相談をするタイミングは逝去後可能な限り早い段階で行うべきとされています。
可能な限りすぐ連絡する事には理由があり、病院の安置室が長い時間利用できない背景がある事です。
また葬儀の予約が取れない可能性もありますので、状況によりますが危篤段階から相談しておく事も有効となります。
葬儀会社について事前に段取りしていない場合は、病院からの紹介により見つけ方が一般的です。
病院ではいくつか関わっている葬儀屋がありますので、24時間対応していたり急な対応でも信頼できる会社など知っています。
基本地域連携室のソーシャルワーカーが相談に乗ってくれますが、深夜帯などで不在な場合は葬儀会社紹介センターを利用するのも有効です。
信頼できる葬儀屋のスタッフに見られる共通点
今は若かったり、健康だったりしたとしてもいずれはこの世を去る時が誰にでも訪れます。
いざという時のことを考えるのは面倒に感じる可能性はありますし、その時になったら対処するという人はいるでしょうが、せめて人生の折り返し地点を過ぎているなら検討する必要があります。
具体的な対処方法としては依頼する葬儀屋を決めておくことが大切です。
そうすれば、万が一が起こった時でもスムーズに事を進めることができるでしょう。
ただ、葬儀屋を適当に選んでしまうと不満な点が出てしまったり、相場よりも高い料金になってしまったりなど誰も得をしない展開になる可能性があります。
ですから、信頼できる葬儀屋を見極めて依頼することがベストです。
信頼できるかどうかの判断は丁寧な口調で接するかどうかです。
挨拶だったり、一般的な会話だったりなどスタッフが丁寧な口調で接していることは信頼できる共通点の1つです。
その部分を含めて選ぶことで満足度が高くなります。
葬儀屋への依頼が完了するまでのフロー
病院でお亡くなりになった時や、自宅でお亡くなりになった時には、素早く葬儀屋に依頼することが大事です。
病院で亡くなった時には病院でも葬儀屋を紹介してくれることもあります。
地域周辺に依頼できる葬儀屋があれば今日明日に連絡をすることになります。
自宅に運んでもらうようにもできるのです。
そのまま病院の霊安室で保管をすることはできません。
自力で自宅に運ぶことができる時にはその分支払う費用として削減することができます。
自宅に来てプランを決めることになります。
現在は個人的に葬儀を執り行いたい方も多いので、家族葬など選ぶ方も多いです。
葬儀屋に依頼するフローは、死に化粧を行ってくれたり旅立ちの支度をしてくれるようになります。
自分でもできると思っている方も多いですが、プロの方にお願いした方が安全です。
自宅に運んでもらうと簡易的な仏壇を作ってもらえます。
依頼する時には、自分たちの要望をきちんと伝えることが肝心です。
病院で紹介されて慌てて決めるのではなく、依頼先が決まっている時には、速やかに電話をかけるなどして連絡をするといいです。
24時間受け付けているところも多くなってます。
葬儀屋のセット料金に含まれている項目
人はだれしも平等になくなる運命にあります。
これは富める人も病の人もみな平等に訪れる事象であって避けて通ることはできません。
そのためある一定の年齢、具体的には古希や定年退職、喜寿などを迎えたタイミングで真剣に自身の葬式について考えておくことも大事なことなのです。
例えばどこの葬儀屋に葬式を依頼するのか、どういった葬式スタイルにするのか、どれくらいの規模で参列者は何人程度か、予算はどれくらいかなどを決めておくことも大事です。
こうした事を決めておくと、遺族が非常に楽であり、迷惑をかけることはありません。
葬儀屋を選ぶのにどうしたらいいのか困惑する場合には、比較サイトなどを活用するのも一つです。
そこには実際に利用した人の口コミ評価が掲載されており、セット料金に含まれていた項目なども赤裸々に紹介されています。
一般的には棺や祭壇、供花に遺影、ご位牌などの料金が含まれているのです。
オプショナルで返礼品、食事の手配なども項目として載ってきます。
葬儀屋のディレクターが果たす役割とは
葬儀業界には特別な資格を取得する必要はなく、無資格でも就職できます。
しかし冠婚葬祭に関わる仕事では、文化に対する知識や依頼者の感情や想いに配慮したり、様々な機関との連携や手配など知っておくべき知識は膨大です。
その為、葬儀業界では様々な民間資格ができており、葬儀ディレクターもその1つです。
仕事内容はご遺体の搬送やお通夜・お葬式の進行、会場設営に必要な準備物の用意など葬儀屋に依頼してから終了するまでの全ての事が業務内容です。
葬儀屋の仕事はお葬式を行うだけではなく、遺族の気持ちに配慮してお葬式を遺族が行える様にサポートする事です。
死亡届の手続き代行も行っている葬儀屋もありますし、お葬式終了補の49日法要など支える事は続きます。
葬儀ディレクターはこの様に何かの役割を担っているのではなく、お葬式の全てに関わる仕事でありプロフェッショナルです。
果たす役割は人生の最後に関わり、遺族の気持ちに寄り添いしっかりと遺族が役割を果たす事をサポートする事です。
複数の葬儀屋を比較する際のポイント
お葬式というものは結婚式と同様に、普通の人が頻繁に体験するものではありません。
そのため一般的にお金を余計に取られてしまうイメージがあり、その対策も考えられています。
その一つがいくつかの葬儀屋を比較する事で、条件を提示していわゆる相見積もりを取る方法が良いでしょう。
ただそれでも担当者の差に大きく影響されてしまう事もあります。
比較するポイントとして使えるのは、その葬儀屋が提示するプランの数です。
このぐらいの予算ならこのプランがいいですね、といった形でこちらの予算に寄り添ったものを提案してくれるのは、かなり良心的な葬儀屋と言えます。
通常であれば口で丸め込んで予算を膨らませたり、もっと安く済むところを高くするなど、かなりあくどい事もしてくるのが葬儀屋というものです。
ネットなどで情報が出回ってきた影響もありますが、まずプランを選べるところはそれなりに遺族の側に立ってくれる、という判断は間違いではないでしょう。
生前に葬儀屋を選んでおくメリット
故人になると葬儀をすることで、供養をしてもらうことになります。
一般的には遺族などが対応することになりますが、通常は遺族が葬儀屋などを見つけて、そこで葬儀をすることになるはずです。
しかしそのような作業を経て行うと、故人が想像していたのとは違った形で供養をされることになることもありますから注意が必要となります。
そのため生前に故人が葬儀屋を自分で選んでおくのが大切であり、そのような作業をすることで安心して自分の想像通りの葬儀にすることが可能です。
生前に故人が自分で予約をすることができる葬儀屋もありますから、そのような場所を各自で自由に見つけるのが大切になります。
自分で予約をすることができれば、料金なども自分で負担をすることになりますから、遺族に負担をかけることなく葬儀で供養してもらうことが可能です。
供養のスタイルまで自由に自分で決めることができるので、安心して各自の理想的な葬儀にすることができます。
コンパクトな家族葬を行える葬儀屋が人気
葬儀をするときに葬儀屋を利用することになりますが、人気が高いところを利用したほうが安心できます。
家族葬ができるところが人気が高いので、そのようなサービスが用意されているところを利用すると便利です。
家族葬は一般葬よりもコンパクトなスタイルになっているので、大規模な葬儀に抵抗がある場合も安心できます。
葬儀屋はたくさんありますから、実際にサービスを利用する場所を見つけるのはそこまで難しくないです。
一般葬などを用意しているところもありますから、各自で好きなスタイルで葬儀をすることができます。
料金に違いがありますから、最初に見積もりを出してもらうのが大切なことになるはずです。
見積もりを出してもらうまでは無料でサービスを利用することができるので、各自で支払うことができるところで葬儀をすれば問題ありません。
コンパクトなスタイルになればそれだけ料金も安くなりますから、安心して故人を供養することができるはずです。
葬儀屋への提出が必要な参列者リスト
お葬式を行う際に、葬儀屋から参列者リストを記入して提出することを求められます。
これは葬儀屋が葬儀を行う際に用意する食事や会葬御礼品の数や渡す人を把握するためのものです。
お葬式には親戚をはじめ友人や職場の人など多種多様な人が参列されます。
そんな中で、席の数が足りなかったり、会葬御礼品の数が足りないという事態は絶対にあってはならないため通常は多めに見積もって発注をします。
葬儀屋によっては全工程が終了した後に余った分を回収して、配った分だけの請求にしてくれるところもあります。
会葬御礼品にはそれぞれ名前を記入する場合もあるので、人数だけでなく参列者の名前も正確に記入する必要があります。
参列者リストはお食事用や会葬御礼品用など用途によって人数が違った場合は複数枚提出することになります。
様々なところに連絡をしなければならないのでとても大変な作業ですが、そうした忙しさが悲しみや喪失感を紛らわしてくれるということもあります。